デバイスを初めて利用する際には、血圧および血中酸素濃度(SpO2)機能を正確に利用するために、血圧校正(キャリブレーション)が必要です。
ここでは、Vyvoのウェアラブル·デバイスで血圧校正する手順をステップごとに解説します。正確な結果を得るために、各ステップは慎重によく読んで進めてください。
1. 一般的な血圧測定器を使い初期設定値を確認する
校正を始める前に、一般的な血圧測定器(手動式·デジタル式)を使用して、ご自身の通常血圧値を確認する必要があります。これは、ウェアラブル·デバイスから得られる測定結果の精度を確保するための重要なプロセスです。血圧測定は、空腹時に行い、食後の場合には一定期間空けてから測定することで、通常時の正確な血圧値を得ることができます。
2. Vyvoアプリにアクセス
1. Vyvoアプリをスマホからアクセスしてログインします。
2. “デバイス”ページに移動します。
3. 校正(キャリブレーション)を実行
1. “血圧校正”オプションをタップします。
2. “校正·再校正”をタップします。
4. データ初期値の入力
1. 血圧測定器で得られた血圧値を入力します。
- SBP (収縮期血圧:上)
- DBP (拡張期血圧:下)
2. 次に、過去24時間以内に降圧薬を服用しましたか?という質問が記載されていますので、はい·いいえのいずれかを選択します。
5. 校正を完了する
1. データ入力が完了したら、 “Done(完了)”をタップします。
2. タップ後、校正(キャリブレーション)が自動的に開始されます。デバイスごとに特定の校正手順が示される場合がありますので、その際にはアプリに表示されている手順に従って校正を行ってください。
注意事項:
- 初期値を確認するための血圧計による測定は、安静時に行うことで正確な血圧値を取得できます。
- 血圧計での測定およびVyvoデバイスでの校正時は、空腹時に行い、食後の場合には一定期間空けてから測定することで、通常時の正確な血圧値を得ることができます。精度を維持するために、血圧校正は1ヶ月に1回、定期的に行うことをお勧めします。
- 血圧の測定結果が範囲外と表示された場合には、もう一度、一般的な血圧計を使い、平静時の血圧値を測定し、その上で再校正を行うか、必要に応じて医療機関を受診されることをお勧めします。
- 健康状態に大きな変化があった場合なども、血圧の校正を再度、行ってください。以上の手順に従うことで、Vyvoデバイスは正常に校正され、正確な血圧測定が可能になります